若い世代に、将来の一つの選択肢として起業を考えるきっかけになればということで、今回は宝塚市・みなと銀行・武庫川女子大学で『起業機運醸成セミナー』を企画しました。
社会福祉学科では、多文化共生・ソーシャルビジネスについて学ぶ授業があり、そのひとつの2年生必修科目「フィールドワーク演習Ⅱ」でセミナーを行いました。
ゲストスピーカーとして、社会的課題をビジネスという手法で解決できないかと活動されている奥尚子さんをお招きしました。奥さんは、大学生のころから、授業で学んだことを基に、実際に現場にいき、自分の目で見て違和感や疑問を感じてきたそうです。
ソーシャルビジネスの根幹である「共感の輪を広げる」ためにはどうすればいいのか。
誰かが共感したことを、また次の人へとつなげて共感の輪が広がる。
社会的課題に優先順位をつけるのではなく、自分が違和感を感じた場所で、目の前の人と向き合うことを大切にしながら活動をつづけているとお話されていました。