心理・社会福祉学部社会福祉学科による「在学生・卒業生交流会」が7月15日の午後に開催されました。コロナ禍の影響で対面実施は4年目ぶりとなる今回の交流会では、在学生85名、卒業生41名が参加し、盛会の内に終えることができました。卒業後の進路を考える在学生にとって、先輩の姿は憧れであり、一つのロールモデルとして映っていた様でした。福祉機関や医療機関、行政や民間企業などで働く卒業生41名は真面目に、時にユーモアを交えながら在校生と向き合って下さいました。在校生も積極的に先輩に質問し、社会で活躍する卒業生から仕事の様子、やりがい、国家試験対策や就職活動の方法など在学期間中の過ごし方を聞いて参考にしていました。参加した在学生からは、「先輩からの助言で励まされた」「時間が経つのがとても早く感じられ、もっとお話しが聞きたかった」といった声が聞かれました。
また、その後に行われた卒業生同士によるホームカミングでは、コロナ禍によって卒業式が実施できなかった卒業生も参加していたこともあり、久しぶりの仲間との再会に大いに盛り上がりました。仕事で大変な思いをしている卒業生も、同じ志を持って大学で勉強した仲間やゼミ教員と語り合うことで、仕事に対する向き合い方を再確認していました。
同じ職場で働く上司と一緒に参加してくれた卒業生、ゼミ単位で誘い合って参加してくれた卒業生など、卒業後も様々な形でつながりあい、久しぶりに顔を合わせれば「あの時」と同じように笑顔が絶えない卒業生の姿を見て、武庫女で学んだ福祉のつながりの強さを改めて実感した1日でした。