よくある質問

Q.1

資格取得のための勉強と、部活動やアルバイトとの両立はできますか?

勉強と部活動やアルバイトの両立はできます。例えば運動系の部活動で4年間選手として活躍した学生や、アルバイトに力を入れて勤務先から表彰された学生、長期休暇を活用して海外の研修に参加した学生などがたくさんいます。
こうした活動と両立させて多くの学生が国家試験に合格しています。

Q.2

国家試験の受験対策としてどのようなことが行われていますか?

国家資格取得に向けて勉強会や対策講座などを学科として実施しています。孤独になりがちな試験勉強も皆一致団結し乗り越えてきています。
また、経験豊富な教員陣が親身にサポートしていく体制を整えており、学生・教員がチームとして受験対策に取り組んでいます。

Q.3

社会福祉士や精神保健福祉士の資格はどのようにいかせますか?

社会福祉士や精神保健福祉士は国家資格であることから、資格を取得していることは福祉に関する専門知識を持っていることの証明になります。実社会では福祉的支援を必要とする人びとが多く生活されています。そのため、一般企業、公務員、福祉専門職として就職する際にも資格取得者への期待が高まっています。

Q.4

社会福祉士や精神保健福祉士を取得した先輩はどのようなところで就職していますか?

社会福祉学科の場合、公務員として活躍されている先輩が多いです。近年、福祉に対する期待の高まりを受けて、公務員採用時に福祉を学んだ人を採用対象とする「福祉専門職枠」を設ける自治体が増えてきていることもその理由の一つです。
また、社会福祉士や精神保健福祉士を採用時の条件とする社会福祉協議会や福祉施設、病院のソーシャルワーカーとして就職している先輩も多くみられます。どのような業種でも福祉を専門的に学んだ人材は求められており、社会福祉士や精神保健福祉士という国家資格は社会生活全体においてその需要が高まっています。

Q.5

福祉関係機関の待遇はどのようなものでしょうか?

待遇における代表として給与があります。福祉関係の給与は、所属する組織によって異なります。公務員や社会福祉協議会と福祉系の法人や民間企業では給与形態が違ってきますし、民間企業も組織の大きさなどで差はあります。就職時に大切なことは、業務に見合った給与と、働きがいがある仕事を選択することであり、社会福祉学科でもそうした相談と助言を積極的に行っています。

Q.6

国家試験は絶対受験しないといけないのでしょうか?

社会福祉士や精神保健福祉士について、必ず受験する必要があるわけではありません。資格を保有していなくても、福祉を学ぶことで形成される「福祉マインド(相手の声に耳を傾け、相手の目線で考える姿勢)」は今後の皆さんの生活を豊かにするはずです。社会福祉学科では社会福祉士の全員合格を目標としていますが、多様な学びが可能となるようにカリキュラムを構築していますので、気になることがあれば気軽に教員へ相談してみてください。

Q.7

国家試験に失敗するとどうなるのですか?

規定単位数を修得していれば卒業はできます。また、大学卒業時に国家試験受験に必要な科目について単位修得できていれば、国家試験に不合格でも翌年以降に再度受験することができます。

Q.8

社会福祉学科卒業生も一般企業に就職できますか?

もちろんできます。高齢化やライフスタイルの多様性などを背景に、どのような業種でも福祉を専門的に学んだ人材(相手の視点で物事を考えられる人材)の需要は高まっています。実際、金融業や保険業、各種サービス業で活躍している先輩から「福祉で学んだ聞く姿勢、相手の求めることを分析する技術が業務に役立っています」との声も寄せられています。
学科ではこうした先輩たちとの交流会も実施されており、関心があれば直接先輩から助言を得る機会もあります。

Q.9

社会福祉士や精神保健福祉士の資格取得には「実習」に行くことが必要とありますが、どのようなものですか?

国家資格の受験資格を得るためには、社会福祉士で240時間、精神保健福祉士で210時間(社会福祉士の実習にも行く場合は、60時間分を免除した150時間)の実習(授業として実施)が必要となります。実習期間は各種福祉実践現場に通い、先輩ソーシャルワーカーの指導のもと業務内容や支援技術、知識などについて学びます。
現場に関わることには不安もあるかと思いますが、実習に行く前までに「実習指導」という講義でしっかり準備を行い、実習中も大学教員と現場指導者が連携して指導にあたりますので安心して実習に臨めます。また、実習配属先の選定や実習内容の計画などについても授業の中で一緒に行っていきます。

Q.10

フィールドワークとはどのようなことをするのですか?

国家試験の受験資格とは直接関係ありませんが、本学科では「地域で何が起きていて、何が求められているのか」ということを地域に身を置くことで分析できる力を養うためにフィールドワークを実施しています。地域には様々な文化的背景や生活様式の異なる人びとが生活しており、そうした個性豊かな地域で多文化コミュニケーション能力と地域の現状分析・課題発見・課題解決能力をみがくことをめざします。

Q.11

ソーシャルビジネスとはどのようなことを学ぶのですか?

「社会をよくするためのアイディア」をビジネスという手法で実現していくという考えがソーシャルビジネスです。子育て・高齢者・外国人・障がい者支援、地域活性、環境保護、貧困、差別問題など様々な福祉関連分野に対して、ビジネスという手法でどのように課題を解決し、その事業の利益を地域に還元していくための方法を学びます。